製鋼工程
鉄スクラップがスラブになるまで
製鋼工程では鉄スクラップを200t電気炉で溶かし、成分調整されてスラブ(鋼片)になるまでの工程とその際に使用している設備について紹介しています!実際の様子が見られる動画と合わせてご覧下さい。
(約4分)
溶解(主要設備:200t電気炉)
200t電気炉でアーク(放電)による電気の熱で鉄スクラップを溶かします。
溶解時の排熱を利用し、鉄スクラップを予熱・連続装入することで、省エネルギーと生産性を両立しています。また、密閉型の構造により、騒音・粉じんの発生を抑制し、環境負荷も低減しています。

精錬(主要設備:取鍋精錬炉(LF))
溶鋼(溶けた鉄)から不純物を除去し、溶鋼の成分調整を行います。

連続鋳造(主要設備:連続鋳造機(CC))
溶鋼を水冷して固めた後に、所定のサイズに切断します。この鋼板になる前の半製品はスラブ(鋼片)と呼ばれています。
