代表挨拶
当社は1950年の創業以来、東海地区最初の鋼板メーカーとして、一貫して厚板生産に携わり、2020年に創立70周年を迎えました。電炉厚板メーカーとしての特性を活かした、小ロット・多品種・短納期生産に徹するとともに、長年にわたり培ってきた技術を駆使して開発した、被削性改良鋼板やレーザ切断用鋼板などオリジナル製品や、高品質な製品を安定的に供給することで、需要家からは高い評価と信頼を受けており、今では国内唯一の厚板専業メーカーとして、市場での存在も確たるものとなっております。
設備は、市街地に立地する製鉄所としてコンパクトに集約されておりますが、日本最大級の200トン電気炉や世界的にもユニークな製鋼-圧延直結プロセスを実現した連続鋳造設備などを保有し、効率的な生産が実現されています。また、環境負荷低減に向けた取組みも積極的に展開しています。
当社は、「100年企業」を目指し、これからも「顧客信頼度ナンバーワン」をコンセプトに、国内唯一の厚板専業メーカーとして、市場での存在を確かなものにしたいと考えております。
併せて、組織体制、コンプライアンス体制、リスク管理体制を一層充実させることで、コーポレート・ガバナンス、内部統制の強化にも積極的に取り組み、公正で透明性の高い、社会から信頼される経営を進め、業績向上に努めてまいる所存でございますので、引き続きよろしくご支援、ご鞭撻の程をお願い申しあげます。