船級協会規格品
船体用鋼板
この規格は造船用に使用される熱間圧延鋼板の抜粋
NK規格(日本海事協会規格)
グレード | 厚さ mm |
化学成分 % | ||||||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
C | Si | Mn | P | S | その他 | |||
軟 鋼 |
KA | t≦50 | ≦0.21 | ≦0.50 | 2.5xC≦ | ≦0.035 | ≦0.035 | C+Mn/6≦0.40 |
KB | t≦50 | ≦0.21 | ≦0.35 | ≧0.80 | ≦0.035 | ≦0.035 | C+Mn/6≦0.40 | |
高 張 力 鋼 |
KA32 | t≦50 | ≦0.18 | ≦0.50 |
0.90 ~1.60 |
≦0.035 | ≦0.035 |
Cu≦0.35 Cr≦0.20 Ni≦0.40 Mo≦0.08 Al、Nb、V、Ti は別途 |
KA36 |
備考:
1. KBグレードにおいてSi≧0.10%の場合、又は衝撃試験を実施する場合、Mn≧0.60%とすることができる。
2. KA32、KA36において Nb・Al・Vを組み合わせて含有させる場合は、下限値を規定しない。
3. KA32・KA36においてNb+V+Ti<0.12%と規定する。
1. KBグレードにおいてSi≧0.10%の場合、又は衝撃試験を実施する場合、Mn≧0.60%とすることができる。
2. KA32、KA36において Nb・Al・Vを組み合わせて含有させる場合は、下限値を規定しない。
3. KA32・KA36においてNb+V+Ti<0.12%と規定する。
グレード | 引張試験 | 衝撃試験 | |||||||
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降伏点又は 耐力 N/㎟ |
引張強さ N/㎟ |
伸び | 試験温度 ℃ |
シャルピー 吸収エネルギー J |
試験片 | ||||
厚さ mm | % | 試験片 | |||||||
軟 鋼 |
KA | 235≦ | 400 〜520 |
t≦5 | 14≦ | U1号 | - | - | - |
5<t≦10 | 16≦ | ||||||||
10<t≦15 | 17≦ | ||||||||
15<t≦20 | 18≦ | ||||||||
20<t≦25 | 19≦ | ||||||||
KB | 25<t≦30 | 20≦ | 0 | 27≦ | U4号 圧延方向 |
||||
30<t≦40 | 21≦ | ||||||||
40<t≦50 | 22≦ | ||||||||
高 張 力 鋼 |
KA32 | 315≦ | 440 〜590 |
同上 | 0 | 31≦ | U4号 圧延方向 |
||
KA36 | 355≦ | 490 〜620 |
t≦5 | 13≦ | U1号 | 0 | 34≦ | U4号 圧延方向 |
|
5<t≦10 | 15≦ | ||||||||
10<t≦15 | 16≦ | ||||||||
15<t≦20 | 17≦ | ||||||||
20<t≦25 | 18≦ | ||||||||
25<t≦30 | 19≦ | ||||||||
30<t≦40 | 20≦ | ||||||||
40<t≦50 | 21≦ |
備考:
1. シャルピー吸収エネルギーは3個の試験片の平均値とする。
2. KBグレードにおいて、衝撃試験は厚さ25㎜を超える鋼板について行う。
3. 厚さ6㎜以上11㎜未満の鋼板において、衝撃試験はサブサイズ試験片にて行う。
厚さ8.5㎜以上11㎜未満 定数:5/6
1. シャルピー吸収エネルギーは3個の試験片の平均値とする。
2. KBグレードにおいて、衝撃試験は厚さ25㎜を超える鋼板について行う。
3. 厚さ6㎜以上11㎜未満の鋼板において、衝撃試験はサブサイズ試験片にて行う。
4.
サブサイズ試験片に対するシャルピー吸収エネルギーの下限値は、U4号試験片に対する値に下記に示す定数を乗じた値(少数点第1位以下を四捨五入した値)とする。
厚さ6㎜以上8.5㎜未満 定数:2/3厚さ8.5㎜以上11㎜未満 定数:5/6
LR規格(ロイド船級協会規格)
グレード | 厚さ mm |
化学成分 % | |||||
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C | Si | Mn | P | S | その他 | ||
A | t≦50 | ≦0.21 | ≦0.50 | 2.5xC≦ | ≦0.035 | ≦0.035 | C+Mn/6≦0.40 |
B | t≦50 | ≦0.21 | ≦0.35 | ≧0.80 | ≦0.035 | ≦0.035 | C+Mn/6≦0.40 |
備考:
BグレードにおいてSi≧0.10%の場合、Mn≧0.60%とすることができる。
BグレードにおいてSi≧0.10%の場合、Mn≧0.60%とすることができる。
グレード | 引張試験 | 衝撃試験 | ||||||
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降伏点又は 耐力 N/㎟ |
引張強さ N/㎟ |
伸び | 試験温度 ℃ |
シャルピー 吸収エネルギー J |
試験片 | |||
厚さ mm | % | 試験片 | ||||||
A | 235≦ | 400 〜520 |
t≦5 | 14≦ | U1号 | - | - | - |
5<t≦10 | 16≦ | |||||||
10<t≦15 | 17≦ | |||||||
15<t≦20 | 18≦ | |||||||
20<t≦25 | 19≦ | |||||||
25<t≦30 | 20≦ | 0 | 27≦ | U4号 圧延方向 |
||||
30<t≦35 | 21≦ | |||||||
B | 35<t≦50 | 22≦ |
備考:
シャルピー吸収エネルギーは3個の試験片の平均値とする。
シャルピー吸収エネルギーは3個の試験片の平均値とする。
ABS規格(アメリカ船級協会規格)
グレード | 厚さ mm |
化学成分 % | |||||
---|---|---|---|---|---|---|---|
C | Si | Mn | P | S | その他 | ||
A | t≦50 | ≦0.21 | ≦0.50 | 2.5xC≦ | ≦0.035 | ≦0.035 | C+Mn/6≦0.40 |
B | t≦50 | ≦0.21 | ≦0.35 | ≧0.80 | ≦0.035 | ≦0.035 | C+Mn/6≦0.40 |
備考:
1. Cu、Ni、Cr、Moは測定し、値を報告のこと。
2. BグレードにおいてSi≧0.10%の場合、Mn≧0.60%とすることができる
1. Cu、Ni、Cr、Moは測定し、値を報告のこと。
2. BグレードにおいてSi≧0.10%の場合、Mn≧0.60%とすることができる
グレード | 引張試験 | 衝撃試験 | ||||||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
降伏点又は 耐力 N/㎟ |
引張強さ N/㎟ |
伸び | 試験温度 ℃ |
シャルピー 吸収エネルギー J |
試験片 | |||
厚さ mm | % | 試験片 | ||||||
A | 235≦ | 400 〜520 |
t≦5 | 14≦ | U1号 | - | - | - |
5<t≦10 | 16≦ | |||||||
10<t≦15 | 17≦ | |||||||
15<t≦20 | 18≦ | |||||||
20<t≦25 | 19≦ | |||||||
25<t≦30 | 20≦ | 0 | 27≦ | U4号 圧延方向 |
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30<t≦35 | 21≦ | |||||||
B | 35<t≦50 | 22≦ |
備考:
1. シャルピー吸収エネルギーは3個の試験片の平均値とする。
2. Bグレードにおいて、衝撃試験は厚さ25㎜を超える鋼板について行う。
その他、DNV GL規格(ノルウェー・ドイツ船級協会規格)等の認証も受けております。
1. シャルピー吸収エネルギーは3個の試験片の平均値とする。
2. Bグレードにおいて、衝撃試験は厚さ25㎜を超える鋼板について行う。
その他、DNV GL規格(ノルウェー・ドイツ船級協会規格)等の認証も受けております。