中部鋼鈑株式会社（本社：名古屋市中川区、代表取締役社長：重松久美男）は、２０２１年１０月６日に公表しました最新鋭電気炉（以下、新電気炉）への更新工事を進めておりますが、稼働時期の見通しについてお知らせいたします。

　新電気炉導入工事は、２０２３年秋の稼働に向けて併進工事を進めてまいりましたが、すでにお知らせしております通り、人手不足や工事障害物等で工事の遅延が生じております。当社としましては、生産活動への影響を最小限に留め厚板製品を円滑にお客様に供給することを優先させるため、工事計画を大幅に見直し、来年秋ごろの稼働を目指すこととしました。
　なお、新電気炉工事計画は見直しますが、２０２３年の夏工事は予定通り３か月程度実施し、圧延冷却床乗移装置の設置や３００トンクレーンの更新等の重要工事は当初計画通り実行する予定です。

　本件が２０２４年３月期の業績に与える影響は極めて軽微であります。引き続き、新電気炉の稼働に向けた準備に万全を尽くすとともに製品の安定供給に取り組んでまいります。