私が所属する生産管理課は、製品の生産計画を立てている部署です。鋳造から圧延までの生産計画を担い、当社で生産している製品の約8割をカバーしています。生産計画をスムーズに立てるためには、製鋼工場や圧延工場、技術課など、さまざまな部署と密に連携を取り合うことが必要です。一番望ましいのはその部署の人と直接会って話すことですが、それが難しい場合は電話での相談とメール・書類での確認を併せて行うなど、きめの細かいコミュニケーションを心がけています。
また、製造所全体のプロジェクトに関わることも、私の大切な業務です。たとえば「鋼種統合プロジェクト」では、鋼板の成分設計を見直して鋼種を統合し、生産効率の向上やコスト低減を図ります。技術面やコスト面、納期、生産効率などあらゆる要素を考えながら、生産管理担当者としてのスキルを活かしてプロジェクトに貢献したいと考えています。
生産管理の仕事を通してやりがいを感じるのは、求められている納期通りの生産計画を立てることができた時です。通常とは異なるサイズの生産や短納期での対応を求められることありますが、それを無事にやり遂げて営業担当者から「おかげ様でお客様の希望に応えることができたよ」と言われた時は、大きな手ごたえを感じます。
私の仕事において重要なことは、計画ミスをなくして納期遅れを出さないような対応をすること。お客様のご要望通りの納期やサイズで生産できるかどうかを検討し、調整を図るのが私の役割です。その中で困難な状況に直面することがあっても、必ずサポートしてくださる上司や先輩方がいます。いつも私を見守ってくださる先輩方やまわりの部署の方々への感謝を忘れず、仕事に取り組んでいきたいと思います。
当社には約400人の従業員がいますが、その一人ひとりが仲間意識を持って仕事をしています。人と人との距離が近いことが、中部鋼鈑の魅力です。鉄鋼業は一般的に男性社会のイメージが強いと思いますが、当社では女性が働きやすい制度づくりや環境の整備が進んでいます。女性総合職として活躍できる環境があり、キャリアを積めば男女関係なく力を発揮できる会社です。素材メーカーで総合職として働きたいと考えている方は、ぜひ会社選びの選択肢に入れていただければと思います。
中部鋼鈑は、人を大切にする社風が受け継がれている会社です。きっとアットホームな雰囲気と仕事のしやすさを感じてもらえると思います。私と一緒に存分に力を発揮し、この会社をもっと面白くしていきましょう!
出社
部署のミーティング(朝会)。
昨日の操業結果と一日の仕事のスケジュールを上司に報告します。
電話対応
関連部署調整
営業担当者と受注内容や納期の確認を行い、関連部署との調整を行います。
お取引先の要望と納期は私の仕事の中で一番重要。間違いや思い込みを防ぐためにも内容を正確に確認します。
現場ヒアリング
圧延順構成見直し
工場で現場の担当者と圧延順構成に関する打合せ。自分が考えていた計画に漏れや改善点が見つかることもしばしば。現場の社員と会って話すと学ぶことが多いなぁ…
昼食
社内の食堂で同僚と昼食。今日は何を食べようかな?
ミーティング
操業結果報告
前月の操業を振り返り、目標値の達成報告、各担当者間の課題の共有化を行い、次月の改善につなげます。提出資料も十分に準備して臨みます。
先輩社員の意見を聞くと色々な観点から問題を見ているなぁと感じます。
鋳造計画の作成・検証
鋳造計画書発行
受注構成や納期の優先順位を考え、週単位で計画を作成、先輩や上司のチェック、承認後に鋳造計画書を発行します。
私の計画に基づいて工場が動くので、責任重大!
退社
今日は忙しい日だったな…